寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】強かった。ソフトバンク。ありがとう。

ソフトバンク強かったです。
長い間ずっと後塵を拝してきたチームです。やはり怖いチームでした。
柳田選手の集中力、1球もミスができない緊迫感は、今のパ・リーグでは一番でしょう。


試合後にオリックス側のスタンドにも挨拶をしていた姿に、くるものがありましたし、誇りあるチームだと感じました。


柳田選手
オリックスが強かった。投手力もそうですし、打線も素晴らしい打線なんで。力負けです

こんなことを言ってくれたのですね。ちょっと泣けます。これはもう日本一を取らないと申し訳ないでしょう。


ソフトバンクのおかげで、楽しいシーズンを過ごせました。
ありがとうございました。来年は厳しい相手でしょう。



中川圭太

最後に決めたのは中川圭太。
すっかり不動のレギュラーになりましたが、ルーキーイヤー以降低迷が続いていました。
「無敵の中川」というのは中嶋監督だけで、本人も「今シーズンもダメなら解雇」と覚悟していたそうです。


そんな中川が決めてくれたのが、とても嬉しかったです。モイネロが荒れ気味だけに、四球狙いで吉田正尚につなぐという考えはあったでしょう。でも、決めるのは中川しかないと思っていました。


宇田川優希

宇田川は6月には支配下登録さえ、されていない投手でした。今シーズンの期待値0です。


その投手が、今やキーマンです。
2イニングを完全投球3三振。ストレートもすごいですが、フォークはお化け。落差が大魔神や千賀クラスです。
6回の1死からは、6球連続フォークで、2打者連続三球三振。
ソフトバンクをもてあそんでいるように見えるほどの無双ぶりでした。


育成3位でとった、牧田さんが一番喜んでいるでしょう。
ドラフト1位でおかしくない活躍です。


山﨑颯一郎

先頭打者の牧原選手を高めの159km/hで三振。あれは強烈でした。


しかし、あの残像に気持が高揚したのが若月だったのではないでしょうか。続く柳田選手をストレート攻めでは最後は力んで四球を与えます。そして、デスパイネ選手にも外角高めのストレート攻め。何球も続ければ、狙って打ちます。
あれは配球ミスでしょう。勝敗を優先すべきこの試合で、なぜストレート一本の勝負をしたのか。オールスターのような華試合ではないです。負けていれば、戦犯です。


しかし、すごかったのが、そこからです。
気落ちすることなく、その回を抑えます。ただ、すでに顔は紅潮していました。
さすがにもう代えて欲しかったですが、もう1イニングを投げさせますが、三者凡退。中2日で42球を投げました。


甲斐選手の打席では、若月のサインに首を振って、スライダーで三振。
ここでも、どうも若月がストレートに固執していたように思います。160km/hだせば仕方ないのかもしれませんが、若月が考える以上にすごい投手です。


本来は苦戦しなくても良い試合

今日は勝てばなんでも良いです。
しかし、あえて書くなら、宗と安達。


6回裏の頓宮の当たりを牧原選手に超ファンプレイされた場面。あれはもう頓宮と牧原への賞賛しかありません。オリックスファンも拍手していました。
問題はその前の打者の安達です。
7回以降は、ソフトバンクの最後に投げる3人からは容易には点を取れないです。点を取るならこの回しかない重要な打席。しかも、泉投手は制球に苦労していました。
なのに、ボール球に2球も手を出して、助けました。結果はピッチャーゴロで、ファンブルがなければ、併殺でした。


もうひとりは宗。
この試合、常に淡泊でした。3回は福田が11球も粘った後に、簡単に凡打。9回も苦しむモイネロを助けました。ストライクが入らない投手に、ボール球に手を出して、助けていました。日本シリーズもこれでは、ヤクルトには勝てないでしょう。


去年より厚みを増した戦力

まだまだ気になるところは多いです。


ただ、昨年に比べると投打に厚みを増したと思います。
山岡泰輔がなんとか日本シリーズに間に合ったのも収穫です。
山﨑福也も打席のある相手ホームではいつも以上に力を出してくれるでしょう。


打線も杉本の復調が大きい。Tー岡田はチャンスをもらいながら、掴めなかった。
西野がいぶし銀で、切り札になりつつあります。大城、山足も、守備力といい、勝負強いバッティングも魅力。安達、宗もうかうかできないでしょう。


今年は去年とは違います。ヤクルトとも戦える。
楽しみです。