寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】阿部翔太なら仕方ない。

昨日の試合を見た職場の人から、以下のような質問を受けました。


「どうして阿部翔太が一番大事なところで投げているの?
山﨑颯一郎や宇田川がいるのに」



私の回答
「平野佳寿という連覇に大きく貢献したクローザーがいる。
その平野がシーズン終盤、故障もあって、阿部翔太がクローザーに抜擢されている。
シーズンを通して中継ぎで貢献してくれた投手だよ」


シーズンを見ていない人からすれば、160km/hに迫る投球を見せるツインタワーの方が勢いがあるように見えるでしょう。しかし、それでも阿部翔太が適任です。
阿部の真骨頂は、ピンチになるほど強いこと。ランナーを背負ってからいっそう気迫をむき出しにして、星野仙一さんの再来かと思わせるような熱い投球をみせてくれる。


それでも懸念を挙げるとすれば

平野が不在であれば、阿部のクローザーに一点の疑問も無し。


しかし、それでも懸念を挙げるとすれば、ヤクルトにはパ・リーグのチームとは異質なところを感じる点です。それは1995年にも感じたことですが、相手の分析を緻密にして、相手の嫌がることを執拗にやってくることです。
実はヤクルトだけではなく、他のセ・リーグに感じています。今年の交流戦では、ジャイアンツにビドルが潰されたと思っています。そこまで無双だったビドルが、ボールになる球を見極められ、足で揺さぶられて2試合連続で救援失敗。


昨日の阿部も、内山選手を追い込んだ後、低めのスプリットを見極められて、あまくはいったところを打たれました。その時点で球数は21球。ここまでしつこい攻撃は、シーズンではあまり見なかったように思います。


駆け引きで勝負する阿部のようなタイプには、駆け引きのヤクルトが上手のようにも見えました。一方で力でねじ伏せる投手は案外あっさりと打ち取られていたような。


明日は去年の2戦目と同じ投手

明日からは京セラドームです。慣れ親しんだ本拠地では1つも負けられません。
駆け引きタイプの宮城大弥が先発です。如何に左打者の内角を攻められるか。宮城が回答すれば、流れは変わります。


そして、相手は 高橋奎二投手。去年は完封されている左腕。
T-岡田は外すでしょうから、杉本、頓宮、紅林らの右打者が打てるかにかかります。


そして、できるだけ早く、阿部にリベンジの機会をつくって欲しいです。