寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】由伸がいなくても勝つ!!

2勝2敗1分け。イーブンに戻しての一戦。
しかし、不安要素が2つ。


本来ならは山本由伸が投げるところですが、今年はもう投げられません。


もうひとつの不安要素は神宮。


オリックスの力が試される試合

今年も去年も、山本由伸に勝たせてもらってきたチームです。山本がいなければ、優勝はおろかBクラスでしょう。そんな大黒柱が投げられない日本シリーズ。


オリックスがチームとして、本当に強いのか試されるシリーズです。


結果、予想を遙かに上回る結果を残してくれています。


今日良かったのは、野手のひたむきさです。

打力が今さら上がるわけはありません。ヤクルト打線のように、一球で仕留める力があるのは吉田正尚だけ。今日も、小川投手に抑えられますが、それでも、粘る意識、つなぐ意識、逆方向へ打つ意識は感じました。
この試合、7安打でましたが、全てシングル。コツコツと合わせ続けました。


杉本のタイムリー
6回。当然のように吉田敬遠で、2死1、2塁。
小川投手、中村捕手のバッテリーに執拗に内角を攻められ、もう威圧感などありません。ヤクルトの5番と比較するのもかわいそうなほど。打つのは良い打者でも3回に1回ですが、内容が悪すぎます。怖さがない。この打席も分は悪そうでしたが、ちょっと甘めになった内角を右方向に合わせました。プライドを捨てて、勝利だけを考えてくれたように見えました。


再三の好守備
中川のフェンスにぶつかりながらの好捕。体を張っていました。
あの打球は流れがどちらに流れが行くのが分水嶺だったと思います。本当に大きかった。


安達の好守。シリーズ4試合目のワゲスパックの球数を9球で終えられたのは、非常に大きかった。


そして、大きいのが投手陣のワンバウンドを体で止め続けた伏見。あれだけ止めてもらうと、フォークを投げられます。


山﨑福也

YOUTUBEで宮本慎也さんが、1戦目の山本由伸について、「投球練習から抜ける球が多かった。由伸のあんな姿ははじめてみた。打ち下ろしの神宮は初めての投手は相当投げにくいはず。それが故障に繋がったのかもしれない。」神宮をホームにしていた方の言葉には説得力がありました。


神宮を投げやすかったと、ヒーローインタビューでの山﨑福也。
高校、大学と神宮で投げてきた投手です。シーズン後半調子を落として、先発からも外れていた投手です。日本シリーズでも中継ぎに回る予想が多かったです。


そんな山﨑福也がチームを救っています。2戦目は勝てませんでしたが、引き分けの下地を作ってくれました。今日は2戦目を上回る投球で、5回無失点。日本シリーズ合計で9回無失点。日本一になれたら影のMVPは山﨑福也でしょう。2つの不安要素をひとりで消したのですから。


バッティングも野手よりもタイミングが合っているように見えました。全く振り遅れていないのが秀逸でした。8戦目まで行ったなら、中継ぎ兼代打要員でベンチに入れて欲しいです。


圧巻の1安打完封

その後、中継ぎへ。
宇田川は山田選手、村上選手に連続四球。
しかし、完璧な四球、レベルの高い四球とも言えます。ストライクゾーンからボールになるフォークに手を出さなかった2人が異常にハイレベルです。ただ、あの投球を今後も続けることが大事です。村上選手も見切れている訳ではなく、あれが作戦でしょう。相手に合わせて、調子を狂わせる方がよくないので、正しい連続四球だったと思います


そして、平野、山﨑颯一郎、ワゲスパックが完全投球。
完璧です。しかも、回跨ぎなどさせていないため、全員が明日も投げられます。


今年のシーズン、後半になるほど強くなったのは、中嶋監督の無理をさせない投手起用によると思います。投手陣が余力を残している。明日なき戦いを繰り返した2014年とは違います。今や山本由伸がいなくてもカバーできるチームになっていると思えます。


明日は中4日で宮城。前回登板も、ホームラン以外、決して悪くなかったです。
サイスニード投手に食らいついて、点を取ってください。宮城もバッティングの良い選手です。


蛇足ですが、
明日引き分けて、明後日ヤクルトが勝つと、11/2の第9戦目は神戸のようですね。(京セラは日本選手権が終日入っています。)
最終戦が神戸。寒いです。歴史に残りますし、見に行きたい。ただ、明日勝ってほしい。
そして、11/3が大阪でパレードです。