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オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】近藤健介選手は良かったのでは?

近藤健介選手はパリーグ5球団の争奪戦の末、ソフトバンクへ。


西日本スポーツさんの記事では、
「ソフトバンクは6年総額35億円プラス出来高の超破格契約を提示し、オリックスとの実質上の一騎打ちを制した形となった。」


超破格とありますが、ちょっと市場をおかしくしてしまいそうです。
近藤選手は生涯打率が3割を超え、ヒットを打つことに関しては天才性を感じます。対戦相手の球団が希望しているのは、実力を認めているということです。
ただ、1年5億円は日本での吉田正尚とほぼ同じ。
日本シリーズで一振りで流れを変えてしまう選手と、同じ金額をオリックスが提示するのは、吉田に失礼かと思います。(同じことが柳田選手にも言えますが)


森友哉に関しては、捕手としての評価も加わり、オリックスゆかりの選手ということも加味してよいと思います。ただ、近藤選手はゆかりもありません。巨額マネーで2人も取るのは、金満球団のようでちょっと引いてしまいます。



ソフトバンクにとっては良い補強でしょう。
柳田選手を4番に固定して、その前に出塁率の高い近藤をおくなら、確実に得点力が上がるでしょう。


しかし、一方で、若手からポジションを奪う行為でもあります。実力は試合に出ることで上がるものでしょう。プロに入ってから、200打席は投資期間だと思います。経験を積む機会を減らしてはいます。(ソフトバンクこそ、近藤選手は必要ないとも思いますが。)
オリックスは若手外野手に有望株が多いです。ただ、まだ殻を破れていません。投手で実力のある若手が育っていますが、野手でも出てきてほしいです。