ついに3連覇。
中嶋聡監督が言われる通り、７回までは完全な劣勢。

世間も流石に注目する日。NHKはBSの中継ばかりか、夕方の番組でも注目しており、ここまで注目されていながら、地元で決めきれないかとガッカリしながら見ていました。

それくらい山崎福也が打たれました。
それくらい打線はカスティーヨ投手に翻弄されました。
正直いって、不甲斐ない。

それは７回２死から。

今日のその時は、そんな絶望から訪れました。7回二死。
マーゴの死球に続いて、ラオウが変身したかのように粘って粘ってのタイムリー。
Tー岡田が選んで、紅林のタイムリーで同点。野口の渋く落とした逆転打。

まだまだ続きます。
中川圭太の三塁打で５点目。さらに、西野も続いて６点。
森の二塁打も。

夢のような時間でした。
やはり強いチームの点の取り方です。
平たくいうとやる時はやる。

後から振り返ると、サチヤの５回まで８安打は打たれすぎですが、２失点で抑えてくれたことが、この逆転を生むことになりました。
そして、ビハインドの展開で３回無失点の小木田。あとは、好プレー連発の西野。
この2人が影の立役者かもしれません。

NHKも余韻を楽しむところまでよく放送してくれました。しかし、今日は現地に行きたかった。

聡、ようやった

感時インタビューで、少し変な間ができた瞬間、会場から「サトシようやったー」の女性の方？の掛け声。NHKでもはっきり聞こえて、中嶋監督も思わず視線を向けて会釈。
絶妙でした。

贅沢な３年間

2019年。中嶋監督が帰ってきてからの５年は希望は持てました。
ファームが一軍よりも練習時間が短いと聞けば、期待しかありませんでした。
そんなことは負ければ批判されるだけ。強力な意志とビジョンがないとできないから。

一軍監督になってからは、３年も連続して最高の時間を送らせていただけましらた。身に余る幸せですが、25年間も暗黒時代を耐えたファンへの、ご褒美タイムでしょう。
この幸せを、ずっと続くとは思わずに噛み締めたい。

オリックスが育成環境で先行して結果を出しました。
しかし、これは必ず他球団が追随してきます。阪神も施設建設中です。５連覇の話も出ていましたが、そんなに簡単ではないです。
まずはCS、日本シリーズです。来年はまた新しい1年。

中嶋監督ありがとう。
選手のみなさん、スタッフの皆さんありがとう。
全てのプロ野球チーム、ファンの皆さんありがとう。

オリックスは明日から連休。
ゆっくりと休んで、また福岡でしっかりと勝ちましょう。