寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】3年目

3年連続のシーズン優勝。
3年目の今年は、シーズン当初から強かったです。
過去2年からの進化を振り返ってみましょう。


1年目(2021)

既に先発投手は良いとの評価もありましたが、中継ぎ抑えは全く未整備でした。計算できるのは平野佳寿、ヒギンス、富山、比嘉さん、そして能見さんがクローザーを努めたほど。漆原は期待に応えられず。


4月は借金6になり、いつも通り今年も終戦ムード。中嶋監督のことを誰もまだ信じれていなかったでしょう。
ところが、交流戦の大型連勝から首位に躍り出、オリンピック中断で中継ぎが休める幸運もあり、終盤まで首位。ただ、最後に失速して2位転落するも、最後の1試合で首位に返り咲き。吉田正尚の骨折もあり、薄氷を踏むような優勝でしたが、喜びはひとしお。


実力的には4位のソフトバンク、ロッテの方が強いのを、中嶋監督の絶妙な采配で勝った印象でした。


2年目(2022)

前年、優勝したものの課題は打撃。打撃克服のためのラベロ、バレラ、マッカーシーを補強するも戦力にならず。前年のジョーンズのここぞの1発もなし。


5月には首位から11ゲーム差の5位。あまりの貧打に、「今年は優勝は無理なので野手の育成に切り替えよう」とこのブログにも書き込んだ記憶があります。


ところが、幸運だったのは、首位のソフトバンクが失速したこと。先頭集団の楽天、西武も失速して、離されていたオリックスが追いついたのが、9月頭。しかし、ソフトバンクが再加速し、マジック11点灯させます。ところが、オリックスは直後のソフトバンク戦でまさかのスイープを決めて、再度追いつき、マジックを点灯させているソフトバンクの失速もあり、最後にまた刺し切りました。


2年目は、阿部翔太、山崎颯一郎、宇田川優希、ワゲスパックと中継ぎに強力なスターが誕生して、鉄壁な投手陣で勝ったシーズン。しかし、打撃は進化せず。



そして、3年目(2023)

WBCに4投手を輩出し、自慢の投手力を4月は温存せざるを得ない。
そこを救ったのは山下舜平大の台頭と、年間通して力を発揮できる男に変貌した山崎福也


そして、まさかの打線の好調。前半の打線の集中打はすごかった。吉田正尚のバトンを受けるように加入して森友哉の起死回生の1発は開幕から飛び出す。杉本裕太郎マーゴの長打も実に有効。つられるように頓宮が覚醒。森が離脱すると若月健矢が打でも存在感。オールスター前には、セデーニョが無双状態で何度も負け試合を勝ち試合に。


しかし、後半戦では打線は本来の姿に戻ってしまう。しかし、WBC組が本領を発揮し始め、投手力で勝つ2年目の後半のチームに戻りました。


マジックを点灯させて、余裕のあるゴール。
特定の投手に沈黙する打線を見ると、まだ強いチームとは思い難しの面はある。しかし、それを投手力でカバーして勝つ。強いチームが出来上がりました。