寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】中嶋監督、積み上げる。

中嶋監督のいう積み上げ

「いなくなった選手を埋めるというのじゃなくて、新しく積み上げるという形にしたい」


その通りです。
しかし、多くの記者がこの言葉の意味が理解できないでしょう。


山本由伸と山崎福也の27勝の穴をどう埋めるかと決まり文句のような報道がなされます。
インタビューで、オリックスの監督や選手にも聞いています。


穴埋めとは

穴埋め理論も一見正しいように感じます。


山本由伸 23試合 16勝6敗
山崎福也 23試合 11勝5敗


2人で27勝したことよりも、46試合で貯金16を作ったことが意味があります。


しかし、27勝は、埋められます。
極論すれば、65試合を新しい4〜5人の投手に投げさせれば、できるでしょう。
27勝38敗で、大きく負け越しますが、埋められます。
当然ながら、それでは意味がありません。


必要なのは現有勢力のレベルアップ

必要なのは、実績組の積み上げ。すなわち、宮城、山下、田嶋、東、山岡が、去年よりも1人あたり1勝多く勝って、1敗減らすこと。そうすれば、単純計算では貯金は2×5=10増えます。2勝多く勝って2敗減らすことができれば20増えます。


これが積み上げです。
穴埋めだとすれば、それこそ曽谷、椋木、斎藤、カスティーヨに過大な期待をせざるを得なくなります。



ただし、中嶋監督の言われる積み上げは本当はこの意味ではなく、先発投手をフラットに見て、本当に一から積み上げようとされていると思います。
結局、試合数は143試合と決まっているので、先発投手は延べ143人です。できたら、勝率の高い投手をなるべく多く投げさせたい。だから、昨年は試合数が少なかった山下舜平大や東晃平が先発試合数を増やすのが良いでしょう。宮城、山下、田嶋、東、山岡の5本柱を脅かす新戦力が出てきてくれれば尚良し。


現実的には、カスティーヨやエスピノーザが候補でしょうね。
エスピノーザはボールが強いので、かなり楽しみです。