寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】弱点ポジションの補強状況

セイバーメトリクス

セイバーメトリックスの手法を使った、各球団、各ポジションの点数が発表されています。

オリックスでは、捕手、中堅、三塁、二塁、一塁が平均値以下とされています。内野は総崩れ状態でした。数字とは非情なものにも感じますが、感覚ともほぼ合っています。

ポジション別の補強状況

①三塁 -29.6

目立った補強はありません。チーム内での成長待ちです。中川、宗の二人が候補で、どちらも期待が持てる選手です。中川は打撃は安定しており、課題は守備でしょう。昨シーズンは不慣れな印象もあり、経験に裏打ちされた自信が持てれば、レギュラーになる可能性は十分。宗は打撃、守備とも未知数です。ただ、打撃には天才性が感じられ、守備はウィンターリーグで守っており、面白い存在です。この勝負ははっきりと白黒つけるべきです。どちらが勝つにせよ、死に物狂いで勝ち取ることが成長に繋がるはず。勝った方がこれから数年間はチームを引っ張る。負けた方はファームへ。厳しいですが、厳しさがないと本物は生まれないと思います。

②捕手 -30.1

ここも即戦力の補強はありません。若月は打撃面での成長が望まれます。そこが全てでしょう。松井、山崎ら既存メンバーに、レギュラーを狙うだけの力量はないでしょう。補強という点では、チーム内のコンバートの頓宮のみです。頓宮は打撃は魅力があり、レギュラーの可能性はあります。ただ、もともと捕手としての評価は低かったはずですので、即戦力補強としてはやや無理があります。

③中堅 -32.6

アダム・ジョーンズの獲得が全て。今年の全球団の補強の中でも、ピカイチでしょう。戦力面だけでなく、興行面でも、補ってあまりある可能性はあります。現時点でオリックスでは注目を一身に集めています。
もっとも、ジョーンズが中堅か右翼かは、キャンプ次第でしょう。残りの一枠を若手陣が激しく争う、競争の原理を生み出す効果も大きいでしょう。


二塁も補強はありません。全体的に底上げが必要です。ただ、練習と試合は違いますので、期待の選手に選択的に実戦経験の機会を与えることが必要です。