寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】捕手たちよ、覚醒せよ

ホームランを打つ競技ではない!?

今日は大量得点でようやく勝ちました。やはりホームランの威力は絶大で、吉田の2本が効きました。
野球はホームラン数を競う競技ではありません。イチローがメジャーに渡り、ビッグボールに傾きつつあった野球に一石を投じました。すなわち、スモール・ベースボール。野球の原点の楽しさをアメリカのファンに再認識させました。
しかし、セイバー・メトリクスの観点から、ビッグボールが再び主流になっています。これに対するイチロー氏の危惧には賛同します。
賛同しますが、現実には長打力がないと試合で勝ちにくくなっている現実があります。ホームランだけではないですが、今のオリックスには吉田に続く大砲が必要です。
今シーズンに関しては、ジョーンズとT-岡田の二人にかかっていると思います。

ホームランの打たれすぎ

被本塁打がリーグ2位であることを昨日お伝えしましたが、あの優秀な投手陣を要してなぜとは思いたくなります。
やはりリードに問題があるのではと疑いたくなります。伊藤光捕手が正捕手のころ、リードで外角を重視するクセに批判が集まり、当時は総合力では伊藤には及ばない若月が起用されました。当時、若月のリードは伊藤よりもバランスがよいように見えました。投手の新しい一面を引き出したようです。
しかし、若月が正捕手に定着すると今度は若月のクセが気になり出しました。伊藤が昨年DeNAで正捕手を獲得していることから見ても、伊藤に問題があったと言うよりも、パ・リーグではクセを相手に読まれていたのでしょう。
(伊藤は最近はDeNAで監督から嫌われているとの報道もあり、心配です。ただ、これも伊藤のクセをセ・リーグで読まれ出したとも言えるかもしれません。)



日刊スポーツのこの記事は直接リードの指導ではなさそうです。しかし、捕手・中嶋聡に実演入りで指導してもらえるのは、12球団でも最高の環境でしょう。百戦錬磨の中嶋捕手。その経験は、バッテリーコーチ陣の比ではありません。
若月、伏見そして松井が競い合って、成長することが、すなわちチームの成長です。正捕手は1人ではなく、2人もしくは3人でバリエーションを持たせるのが、これからは必要かもしれません。
ただし、そろそろ次世代候補の新人は必要でしょう。