寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】孝行息子あらわる。

エースが投げて、新人が打つ。
夜風が気持ちがよいグリーンスタジアム(ほっともっと神戸)で行われた、ブルーウエーブユニフォームでの一戦。あの当たりは神戸の中でも、特に涼しいですね。

サード大下誠一郎

育成6位で入団して、打率2割1分9厘、2本塁打、21打点は支配下登録には十分でも、いきなり一軍でスタメンは驚きました。
もっと驚いたのは、2回のフルカウントからのスリーラン。プロ入り初打席で、ボールを見極めるかどうかの難しい局面で、当てに行っても責められない場面でした。こそから見事にフルスイング。
さらに驚いたのは、気持のよい全力疾走と、落ち着いた態度です。守備の時も、投手が三振を奪うとガッツポースで自分のことのように喜んでいました。ヒロインの九州弁丸出しで笑いを誘う様子は、オリックスにはいないタイプです。ヒロインでは一年後輩の山本由伸に、フォローしてもらう様子は愛されるキャラクターというのもわかりました。
このまますっと活躍できるほど甘い世界でもないとは思いますが、運をもっている選手かもしれません。期待します。

エース山本

浅村に155kmをスタンドインさせられましたが、それ以外は文句なし。ストレートが走り、すべての変化球を操るあの山本が完全に戻ってきました。
ただ、今日も大下のホームランがなければどうなっていたかわかりません。よい投手でも、よい投球をするには打線の援護が不可欠なのがわかります。


中嶋監督の抜擢がはまった試合でした。我慢して使ったファームでは無敵の中川が結果をだせずに、ファームで2割そこそこの大下がいきなり結果を出す。プロセスはどうであれ、毛かよければすべてよし。結果がすべての厳しい世界です。


あと2日の神戸のナイターを楽しみます。