寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】張奕のクローザー適性

今日も日本ハムに力負けしました。勢いでも、スキル面でも、完全に差があるように思えました。
特に打線が、河野竜生投手の前に工夫無く、スイスイと省エネ投球をさせてしまいました。しかし、これについては、開幕時からずっと書き続けていることで、一朝一夕にはどうにもならないのでしょう。ここはオフシーズンに個々を鍛えていくしかありません。


今日は来期に向けてのテストだと思われる3投手について。

アルバース

5回までは3失点。2回の2失点は、記録に残らないエラーなど不運もありました。ただ、感情の起伏が大きいのはうまくいかないときに悪い方向にでます。昨日の山岡の9回の冷静さとは対照的です。
今日の出来をみると、来季のローテーション候補としては落第だと思います。年齢的にも下り坂。今は新外国人の獲得は厳しいかもしれませんが、なんとか目指した方が良さそうです。
アルバース、ディクソン。ドライに考えれば、助っ人は期間契約選手です。力が落ちれば、契約解除。もちろん、ディクソンには日本人扱いを目指して、オリックスで引退してほしい選手です。

鈴木優

7回に1イニング登板。シーズン当初は先発で、1度よい投球をしましたが、それ以降は結果を残せなかったのが、現在の防御率7点台が物語っています。
今日はリリーフ特性のテストだったはずですが、ビハインドで緊張する場面ではないとはいえ、オリックスの天敵・太田からスプリットでしっかり空振りをとれていました。なかなかよい投球でした。

張奕

シーズンオフの台湾代表での活躍で今年は先発で期待されましたが、怪我に泣き、復帰してからも好不調の波が大きかったです。
張奕の特徴は、野性味あふれるストレート。これに尽きます。投手としての経験が浅いこともあり、先発で力の配分を考えるというのは酷と言えば酷でしょう。阪神の藤浪同様、リミッターを外せる中継ぎで1イニングというのが、生きる道と思えましたが、ついに中継ぎのテストでした。
結果、素晴らしい投球でした。150キロを連発して、下位打線とはいえ簡単に切って獲りました。ディクソンに衰えが見える現状では、来季のクローザー候補にも挙がるでしょう。
ディクソンの後継者としては、ヒギンスを筆頭に、漆原、山田と故障中の近藤になるでしょうが、張奕が一気に躍り出たように思います。
それが伺えたのが今日の収穫です。


明日は、本田仁海が登板です。肘の手術で支配下登録を一度外された投手としては、異例の早期復帰です。無理はさせたくないので、三回まで投げれば十分と思います。来季の中2週間の先発候補に名乗りをあげるか、非常に楽しみです。