CS進出がかかる楽天はエースで必勝態勢。こちらは、来期に向けて若手に切り替えて臨んだ一戦。元気のない中堅よりも若手の方が、負ける気はあまりしなかったのです。期待通り勝ってくれました。
ロッテと楽天では、過去の経緯からも楽天を応援してしまいます。しかも、ロッテを走らせた主因はオリックス。しかしながら、勝負は勝負です。目的を持つチームに勝つことには意義があります。

一発攻勢で則本を仕留める

６点のうち、５点はホームランによる得点です。T-岡田、モヤの２発。ホームランが如何に効くかです。モヤは残留は決定しているものと思いますが、今年の外国人野手では一番貢献度が大きかったと思います。すでに帰国しているジョーンズは２年契約で来季も残留です。新外国人が獲りにくい今オフのため、来季はジョーンズとモヤにはフルで働いてもらわないといけません。その意味でも、今日のモヤの豪快な２発は大きかったです。
T-岡田は今シーズンは序盤は健闘するも、中盤以降は失速しました。それでも１６本塁打はチームトップ。来季こそは、吉田正尚、T-岡田、ジョーンズ、モヤのそろい踏みの重量打線を見たいものです。

ヤングオリックスが躍動

今日の目玉はルーキー紅林と２年目の宜保の二遊間でした。併殺崩れになる場間面もありましたが、二人とも無難にこなしていました。特に紅林は大型にも関わらず、器用さを見せてくれました。
センター佐野、ライト西浦の守備型布陣でしたが、佐野は先制点の膳立てをしましたし、西浦も最後にヒットを飛ばしました。

中継ぎでも、Ｋー鈴木、張をテスト。失点はしましたが、最小失点で切り抜けて、ギリギリ及第点だと思います。

明日は竹安大知。期待の先発候補です。西勇輝に負けない投球をお願いします。