寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】来シーズンの戦いに<外国人野手>

日本シリーズから1週間たち、興奮は冷めません。ただ、悔しさが薄れて、楽しかったシーンが思い出されます。しばらくは余韻に浸っていたいです。


ですが、すでに来シーズンへの戦いは始まっています。
今日は外国人の野手を見てみます。


外国人打者の成績

規定打席に達した外国人選手の成績です。


レアード(ロッテ)  本塁打29、打点95
マーティン(ロッテ) 本塁打27、打点75
王柏融(日ハム)   本塁打9、打点48
モヤ(オリックス)  本塁打13、打点47
ディスパイネ(SB) 本塁打10、打点41


パ・リーグは全体に、外国人選手の成績があまりよくありません。コロナウイルスの影響もあって来日が遅れた選手が多かった影響も大きいでしょう。
その中で、ロッテのレアード選手、マーティン選手はシーズンほぼコンスタントに打ちました。この2人がロッテの躍進の原動力になったのは言うまでもありません。


一方、セ・リーグの覇者ヤクルトスワローズもサンタナ選手が本塁打19、打点62と活躍しています。オスナ選手も本塁打13、打点60でした。この2人は打率もよかったです。
もっとも、セントラルにはDeNAのオースティン選手や阪神のマルテ選手、サンズ選手がいますが、躍進したチームは外国人選手の打力が効いている印象です。



オリックスはモヤがある程度の成績を残し、ジョーンズが代打で気を吐いてくれました。
しかし、外国人選手の本塁打数はロッテ1/3程度。期待を超えていません。
吉田正尚、杉本裕太郎が外国人級の働きをしたことで優勝したわけですが、この2人はジョーンズから年俸の7割を分けてもらってもよいほどです。


来季に向けて

来シーズンも吉田、杉本は期待できますが、1塁兼DH候補の長距離砲、外野を守れる長距離砲の2門が必須でしょう。
できれば、吉田をDHに回して、外野を守れる選手が欲しい。という意味では、ジョーンズ獲得の方向性は極めて正しい。しかし、5才若ければでしたが。


現在決まっているのはラベロ。骨折の影響で本来の力を出していないでしょうが、日本シリーズではストレートに力負けている様子で、長打力はあまり期待でないようです。一方でレフトでの捕球には問題がなく(とはいえ守備範囲が広いわけではない)、外野で起用できそうです。ただ、魅力的な守備でもないので、終盤には守備固めは必要なレベルです。
ラベロのヒットを打った時のポーズを皆が真似するなど、チームには馴染んでいるようです。その辺りも極めての延長でしょう。


正式に決まっていませんが、報道で名前が挙がっているのが、バレラ(ブルージェイズ)。内外野守れるスイッチヒッターとのこと。外野だけでなく、ショートやサード、セカンドまで守れるのは、安達だけでなく紅林や宗の不調時のバックアップには最適かもしれません。


ただ、本来の目的からいえば、どちらもちょっと違うでしょう。
外野を守れる中距離砲であるラベロの役割は、来田や元にやって欲しい。
内野のユーティリティのなら、バレロでなく、太田、野口、大城。守備型では山足あたりの役割でしょう。


ここ一番で局面を変えてくれる、相手に脅威を感じさせる選手とは言い難い。
もちろん、2名とも日本の野球に馴染んで化ける可能性はありますが、確率のスポーツ野球で、低い確率に期待するのは避けたいとこと。


ジョーンズやモヤを上回る、長距離砲の獲得を期待します。
もちろん、T-岡田が一塁固定できるくらい活躍してくれれば、外国人に頼ることもありませんが。