寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】宮城&杉本に黄色信号

昨年の投打の二本柱といえば、
投:山本由伸と宮城大弥 / 打:吉田正尚と杉本裕太郎
昨年の投打のNo.2が今年もやれるかにかかっていますが、どうやら黄色信号です。それもかなり赤に近い。


今年の調子は本来は一巡終わらないと(15試合経過)、試合ごとに「今年はよいだの悪いだの」一喜一憂しても、あまり意味がなかったことにシーズンが終わってみれば気づきます。
ということは百も承知であえて愚を言えば、昨年の躍進の立役者の宮城と杉本が今年どれだけやれるかに今年はかかっています。


今年のポイントは貯金を作れる先発投手


先発投手に関して言えば、10勝クラスがいくら揃えてもそれが10敗する投手たちなら優勝はできません。昨年でいえば、山本と宮城で作った貯金21で優勝しました。


山本由伸 18勝5敗 貯金13
宮城大弥 13勝4敗 貯金9
田嶋大樹 8勝8敗 貯金0
山﨑福也 8勝10敗 借金2
山岡泰輔 3勝4敗 借金1
竹安大知 3勝2敗 貯金1 
増井浩俊 3勝6敗 借金3
山﨑 颯一郎 2勝2敗 貯金0
※先発以外での勝敗も含む


もちろん、田嶋や山﨑福のようにイーブンの投手も重要になりますが、このクラスを揃えても優勝には届きません。今年のカギは、山本由伸以外に貯金を作れる先発投手が現れるか。


その候補はもちろん宮城ですが、昨年の終盤及びオープン戦、西武戦を見る限りでは、(日本シリーズでは少し持ち直しましたが)内容的に昨年のような成績を上げるのはかなり難しいと思います。持ち前の緩急に加えて、内外角を投げ分ける新しいスタイルを確立しないと昨年以上の成績をあげられないでしょう。宮城は本来は勝負感に長けた勝てる投手です。同期の佐々木とライバルでいてもらいです。


大砲が現れるか

昨年は外国人選手が大砲の役割を果たせず、そこを担ったのが杉本でした。
杉本に助けられた試合がとても多かった印象です。


今年は新外国人の「大砲」は獲得できていません。その上、T-岡田の離脱。吉田正尚も長打はもう少し先かもしれません。


杉本は日本シリーズでは外角攻めにあえぎました。意識しすぎて、ボール球にも手を出していました。外角に意識がいっているため内角にも対応できず。非常に悪い終わり方でした。その対応がまだできていないようにみえます。西武第二戦は山川選手との四番の差で負けたと言っても過言では無いでしょう。
最後の打席の高めのストレートは、初回の山川はとらえてスタンドインしたのと対照的でした。


杉本の復調と、救世主の登場が待たれます。