寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】こんなものだね、オリックス

27試合連続4点以下だそうです。
開幕前は優勝候補にあげていた解説者も少なからずおられたので、どうしたオリックスという論調の記事も多いです。


ですが、果たしてそうでしょうか?
打線に関しては、イチローが去ってから一昨年まで約20年間この姿しか見ていません。


今年は何が悪いかではなくて、まず昨年が、例年と何が違ったかでしょう。


<昨年の例年との違い>
①杉本(主砲として活躍)
②新戦力の台頭(宗、紅林がレギュラー定着)
③T-岡田(2割中盤で20本塁打弱は及第点)
④両外国人(AJが代打の切り札、モヤの意外性の一発)


例年と違っていた①~④が今年はどうか?
どれも今年は元に戻っています。


抜本的な打撃強化を

ただし、昨年もオリックスの例年比でよかっただけで、他球団と比較して良かったわけではありません。今年優勝するためには、最低限昨年よりも上をいかないといけません。


②の宗と紅林については復調を期待しますが、彼らは昨年以上の活躍する前提で、さらなる新戦力が出てこないといけません。


新人の大卒トリオでは、野口が芽が出かかっています。ただ、もともと素材型の選手ですので、昨年の牧選手クラスの活躍は望めないでしょう。


ファームを見渡しても目立った活躍をしている野手がいません。
短期での打線の強化よりも、2,3年後を目指して個々の打撃力を磨くことでしょう。もともと中嶋監督はそれを実現するために、ファームの監督に就任されました。成果が出かかっている途中での志半ばでの一軍監督でした。それによってファームが元に戻ってしまった印象です。


中川圭太、太田椋、池田陵真もこのまま一軍で使っても、結果は残せないと思います。
自分で足りないところを見つめ直して、そこをファームで鍛える。ファームで成果が出てきた段階で一軍で試す。その繰り返しでしか、成長しないと思います。このチームには中嶋監督が何人も必要です。



今年は期待が大きかっただけにがっかりもしますが、冷静に考えると、急に打てるようになるわけもなく。これが普通の姿です。そして底です。ここから上がっていくしかないと考えて、日々の少しの成長を楽しみたいと思います。