楽天に３連勝。３戦で１失点のみ。得点は１３点。
投打がかみ合った王者オリックスでした。

中川の復活

この３連戦。打線が勝利を呼び込みました。
逆に投手はいつも通りだったと思います。変わったのは得点のおかげ。
１点もやれない状況での投球は実に苦しい。昨日、今日は、中継陣は１点は構わないくらいの思い切った投球をできたことが大きいように思います。

逆に言えば、本来の投手力を発揮させるのは野手の仕事です。

そして、昨日今日の大量得点は中川の復活がためです。昨日は猛打賞でチャンスメイクにタイムリー。今日はタイムリー２本。

パリーグTVより

中嶋監督曰く、無敵の中川。一昨年、昨年は期待に応えることができず。
今週からは交流戦。新人時に首位打者を獲得した舞台です。この勢いのまま新人の頃の輝きを発揮して欲しい。

ヒーローインタビューで表情を崩さなかったのは、まだまだチームへの、監督への、「借金」がかえせていない思いでしょう。あるいは今日の最終打席でのチャンスで凡退があるのかもしれません。浮かれていないのは向上心のあらわれに感じます。

吉田正尚抜きでも、福田、宗、大城、中川の上位打線が機能すると、今日の楽天戦のような展開に持ち込めると思います。今日も敵地でしたが、交流戦も敵地から。東京でジャイアンツに挑戦してきてください。地力は負けていないと思います。

盤石の投手陣

宮城は６回１失点。球数は多かったですが、球審との相性でしょう。
左腕にとってクロスファイヤーが決まるかどうかは生命線。左打者への外角低めにしっかり決まったはずが、何度もボール判定ではきびしいです。だからといってボール１個分中に入れる必要はなし。それをやると投球がおかしくなります。
あの判定にはビドルも苦労していました。ただ、楽天の鈴木投手は取ってもらっているようにもみえ、これがアウェイでしょうか。しかし、あまり気にすることはないでしょう。課題の分離です。

この３戦。田嶋、宮城に目処がたち、山本由伸の底は脱した模様。
山岡を含めて４枚は揃いました。
交流戦はドームでの試合が多く、あと２枚必要です。山﨑福とワゲスパック。椋木もそろそろかもしれません。

中継ぎ陣が整備されてきました。
ビドルと平野は鉄壁。この２人が安定していることが、これだけ打線が不調でもAクラスでいられる原因です。

加えて、本田仁海も覚醒。黒木、近藤が復活。阿部は無失点を継続。右投手ばかりですが、ボールに力のある投手が４枚もいることで特定の投手の無理を回避できます。中継ぎをローテーションさせることで終盤まで継続してくれる可能性が高いと思います。

しかし左が２枚欲しい。変則投手も。
富山、山田、斎藤、能見あたりに期待したいです。比嘉にも、もう一花咲かせてもらいたいです。中川にも期待しています。

張奕には台湾エクスプレスになってもらいのですが、１軍ではうまくいきませんね。
ファームでは後ろで結果を出していますが、先発の方がよい気もします。気楽に、伸び伸び投げないと、良さが出ないです。

さあ、交流戦。
去年は交流戦の中盤から連勝がはじまりました。
まだ、最後のピースの吉田正尚とTー岡田が残っています。楽しみです。