防御率２点弱の山本由伸が投げる日は、３点を取れるかがポイントです。
しかし、今日は杉本の一発以外は打線低調でした。山本とも仲の良い森下投手に対して、早いカウントからどんどん打つので、ヒットは出ても手玉に取られている印象。球数も投げさせられず、スイスイ投げているようでした。ここは森下の良さでしょうが。

山本由伸６勝目

一方で、山本はほぼ完璧に抑えてはいるもののコースを狙う分、球数がかさんでいる印象。
やはり先発投手は山本といえども、１，２点取られてもいいと、ストライク先行でいく方がうまくいきます。

球数が１００球を超えた７回。１０４球目のストレートを坂倉選手にとらえられました。その後、ショートのエラーもあり、２点献上。

しかし、７回1失点で打たれたというのも酷な話。１１７球おつかれさま。

強さは８回から

８回表。逆転しないと、山本に勝ちをつけられません。このままいけば負けをつけることになります。
しかし、どこか余裕を感じるのがここ数試合のオリックスベンチ。吉田正尚の併殺崩れで同点、T-岡田のヒットで逆転と、あっさり逆転します。

その後がさらにすごかった。本田仁海。
無死１，３塁で、いつものオリックスなら打たれる場面。ここから本田は開き直ったかのように、ストレートでどんどん押して、スライダー。リリーフのお手本のような投球。
自分で作ったピンチですが、それを乗り越えることに意義があります。この投球でまた一皮むけそうです。

最後が、平野佳寿。
今日もランナーは出しても、ホームは踏ませない達観投球をみせてくれました。日米で修羅場をくぐり抜けた百戦錬磨の味があります。

明日は宮城さん

球団の試合前ライブより

明日は宮城大弥。
試合前練習でちらっと写っていましたが、リラックスできているようです。
広島は熱心なファンが多いですが、広島出身のコーチもおられて、友好関係にある球団とも思います。
チームの雰囲気のよさもあり、乗っていけるのではないでしょうか。

吉田正尚のエンジンがかかってくれば、杉本、T-岡田の和製３門アーチそろい踏みも見られるかもしれません。アンダーソン投手に対して、ソフトバンクは長打で倒しました。オリックスも続きたいですね。

ここのところ、セ・リーグの調子が良いので、パ・リーグで一人勝ちでどんどん上げていきたいですね。