ありがたい継投策

昨日のデジャブでした。
先発投手・宮城大弥が、勝ち越された６回裏。球数も１００球を越、負け投手の権利をもって降板。

しかし、昨日と同じことが起こる予感がしました。まだ８２球しか投げていないアンダーソン投手に代打が出ていたからです。広島からすれば、２死１３塁でもう１点欲しいとことでしたが、オリックスにすればアンダーソン降板喜びの方が大きかったでしょう。
宮城とすれば、代打・中村選手を全力で打ち取るだけです。４球連続ファールで粘られますが、気力は衰えませんでした。
今日の宮城の勝因は、勝ち越された後のこの場面だと思われます。勝てる男の本領発揮です。

広島ファンの方には嫌みな書き方かもしれず、申し訳ありません。

さて、７回表

宮城に勝ちをつけるためには、この回に２点必要。
勝負でも残り３回。栗林投手の９回は打てませんから、７、８回が勝負。

左対策で塹江投手が登板しますが、T-岡田、伏見と連続四球。相手の自滅です。
さらに、野口の犠打を捕手がエラー。勝手に転けてくれている印象。

無理満塁。代打、安達。

ここで紅林に変わって、安達。
難病を患いながら現役を続ける苦労人ですが、この日の試合前練習では、再三再四の右打ちの練習をしていました。

公式ライブ中継より

右打ちしか考えていない安達に、長身のケムナ投手が投じた３球目はストレート。速いボールでしたが、ストライクゾーンの真ん中高め。追い込んであのボールを投げる必要があったか。
この場面を想定して練習していた安達にとってはおあつらえ向き。
見事な逆転二塁打でした。

その後、中嶋監督が徹底していました。
福田のスクイズでの追加点。これで勝利の確率を高めました。

さらに、宗の内野安打でさらに１点。これは出来すぎですが、勝利はほぼ確定です。

神ってる救援陣

近藤、本田、平野。勝利の方程式できっちり無失点。

もはや２０１４年に勝るとも劣りません。あの年とピッチングコーチは同じですが、監督の姿勢が違います。当時は救援陣を酷使しましたが、今は救援陣は連投２日で翌日はベンチ外。救援のローテーション制を日本ではじめて確立したといってもいいでしょう。

まだ、勝ちパターンで阿部、黒木が残っています。K-鈴木や張奕も結果を出しています。
ファームにはビドルもいます。交流戦が終わるまで休養してもらい、今フル回転の勝ちパターンの投手を順番に休養させれば、後半まで余裕をもっていけるでしょう。

心配は吉田正尚

昨日も本調子ではなさそうでしたが、今日はベンチ外。
試合前練習にはいましたので、大事ではなさそうですが、心配です。
吉田のいるいないで、迫力は倍半分くらい変わりそうです。

次は地元でヤクルト・阪神の６連戦です。
６連勝とまでいかずとも４勝２敗でいきたいところ。
山岡、ワゲスパック、山﨑、田嶋、山本、宮城の６人のはずですが、田嶋は抹消済み。だれを持ってくるのか。

もしかしたら、ヤクルト戦で増井かもしれません。