【ORIX】泰輔と由伸、風の中で両雄並び立つ!!
古来、両雄並び立たずと言われてきました。
山本由伸が台頭するにつれ存在感が薄れ、ついには故障した山岡。
昨日の山岡泰輔
千葉は、かつて野田浩司さんが1試合19奪三振の日本新記録を樹立した地。あの時は、投手にとって逆風をむしろ見方につけ、フォークが映像からもわかるほどに落ちまくっていました。あの試合では、田口コーチがライナーを後逸して失点に絡んだ記憶もあります。
野田さんを蘇らせたあの風が、今度は追い風となって、スライダーの使い手、山岡泰輔の1378日ぶりの3回目の完封をアシストしました。最大風速15m/sだそうですから、台風並みです。
パ・リーグTVより
チームとしては、田嶋大樹につづく連続完封。
中継ぎ陣はかなりよい休養になったでしょう。
今日の山本由伸
ノーヒットノーランを達成した今シーズンの3人は次の試合では勝てませんでした。
しかし、山本由伸には関係ない気がしていました。やっと本来の実力を出し始めただけで、ノーヒットノーランの2試合連続もありえると思える投手です。
今日も風は10m/sを超えていたそうですが、風が気持ちよかったとのコメントのように、風を味方につけていました。
今日は2回に佐藤都志也選手がヒットを打ってくれたことが逆によかったようにみえました。すでに2点をもらって、ノーヒットノーランも途絶えて、あそこから力みがなくなりました。山本は軽く投げた方が打たれない投手です。
9回も投げてほしかったですが、先はまだ長い。兎に角、投手には無理をさせない中嶋監督の方針にも共感します。阿部のクロージングの苦い経験になったでしょう。甘くはないです。
この2試合、オリックス打線が序盤から点を取りました。
それによって、先発投手が1点もやれない投球から、ソロホームランは構わない投球ができていたように思えます。オリックスの先発投手陣は打線がしっかり援護すれば、これくらいの投球はできると思います。オリックス投手はいつもハンデ戦を戦わされています。打線の援護がないどころか、守備でも足を引っ張られる。
やはりこれから勝ち抜けるかは野手がカギです。
連帯感のある雰囲気
2回の守備で高く上がったフライに内野手4人が集まってきました。
ちょっとユーモラスですが、みんなで山本のノーヒットノーランを継続させる意気が感じられました。
明日の山﨑にも先制点をプレゼントしてください。
今年はロッテ戦で全く打てない杉本。杉本が打てば複数点が入ります。
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