残り５試合。
吉田正尚がヒーローインタビューで言ってくれた、全部勝つ覚悟が必要です。
ここ数試合、中嶋監督が試合前に直接円陣に加わって、話をされるようです。
選手にとって、如何に大切な試合か、メリハリが伝わり、本気になるはずです。

ソフトバンクとロッテ

兎に角、オリックスが勝つこと。
ソフトバンクの動向を気にして、星勘定しても仕方ない。

とはいえ、ソフトバンクにマジックが点灯している以上、オリックスに自力優勝の可能性が消えているのも事実。
要するに、ソフトバンクに負けてもらわないと、オリックスに優勝はありません。

ソフトバンクは残り９試合。うちロッテ５試合。西武、楽天が２試合。
クライマックスシリーズを競う西武、楽天は、戦意は旺盛でしょう。問題は、CSもあやしくなりつつあるロッテ。井口監督も解任の噂もちらほら出始めました。

そんな中、井口監督が続投の方向との記事。
これは実に大きいと思います。退任の決まった監督の下では意気が上がらないのは、阪神を見ても明らかです。

昨年、ロッテと優勝争いしている時に、CS圏外のソフトバンクがロッテを負かしてくれてオリックスが優勝できました。しかも、工藤監督は千賀投手を早回しでぶつけました。あれは、紅林や吉田正尚へのデッドボールへの、「ソフトバンクの詫び状」に感じたのは私だけでしょうか。千賀投手はそんなコメントもしていたように記憶しています。

今年は、ロッテとソフトバンクの立場が逆になりました。
ロッテが育成モードに入ると、ソフトバンクに５つとも持っていかれる可能性は十分にあります。どこまで勝ちにこだわってくれるから。佐々木朗希投手を（できれば２回）登板させるか。
昨年最後まで競ったロッテが今年は鍵を握ります。

今日はまず勝たなければ。
山岡にここ数試合の汚名挽回、エースらしい投球を期待します。