山本由伸が打たれる

山本由伸から４点獲るヤクルトはすごいですね。
しかし、山本を捉えたのは塩見選手とオスナ選手だけです。

疑惑の判定
初回のオスナ選手のタイムリーは、三塁線審が一旦ファールのゼスチャーをしかけてフェアに変えました。

スロー再生で確認しましたが、線審はバウンドが変わっていることにだまさたようですが、ベースには当たっていないですね。あれがこの試合の流れを作ってしまいましたね。

これ以上は言いませんが、ビデオ判定できるプレイはリクエスト可にすべきでしょう。
三塁審判の方にビデオで確認してもらえば、判定がついたはずです。その上でフェアーなら、文句はありません。

山本由伸の脇腹痛は大事ではなさそうで、何よりです。６戦目でリベンジしてもらいたいです。

今日の成果

・ヤクルトスワローズの投手は脅威にならず
ライアン小川投手も脅威には感じませんでした。
セットアッパー清水投手、クローザーのマクガフ投手には手も足も出ない勢いは感じませんでした。パ・リーグの後ろの投手の方が遙かに脅威でした。

・オリックスの中継ぎは脅威になる
数球で肩を作った比嘉が塩見選手を翻弄しましたし、本田と阿部もランナーは背負いましたが、ギアを入れ替えると、中軸にも通用しています。
まだ、宇田川、山﨑颯一郎、ワゲスパックはまだ見せていません。初見では打てないでしょう。少なくともこの３人はマクガフ投手を凌駕しているように感じます。

言えるのは、去年の日本シリーズでは、吉田凌やバルガスに頼らずを得ない中継ぎ陣でした。今年は彼らに入り込む余地がないほどの陣容になりました。

今日見えた課題

・中村悠平捕手のリード
シーズン中の中村捕手も何度かTVで見ましたが、去年の日本シリーズMVPが嘘のように平凡でした。ただ、今日の別人のようにリードは冴えていました。典型的なシリーズ男か。
９回表１，２塁で、一発で逆転の場面。杉本、頓宮を迎えて、150km/hに満たないストレートで、ズバリと通してきました。あれはあっぱれでした。日本シリーズでは力を発揮する選手のようです。
※ただし、あの場面でストレートを一発で仕留められない、杉本と頓宮。村上選手との大きな差を感じました。

・吉田正尚の前後が打てない
２回の二死満塁での宗。５回の二死満塁での西野。９回の１死１，２塁。
・・・全て吉田正尚の前後。
ヤクルトからすれば、中川、吉田あたりしか怖さを感じていないので、安心して勝負を避けていました。オリックスからすれば、ヒットは出ていてチャンスを作っているように見えますが、中村捕手からすれば遊んでいるようなものでしょう。

まとめ

去年の初戦を勝った時はむしろ不安になりました。今年は絶対エースで落としましたが、むしろ希望を感じています。
はじめての神宮で山本由伸も戸惑ったでしょう。平野佳寿もあのマウンドはほとんど経験がなかったでしょう。今日は慣らし運転だったでよいでしょう。

ただ、不安は中村捕手に今年も翻弄されている打線は心配です。
サイスニード投手から先に点を取れるか。できれば初回から１点ずつでもとって欲しい。

さあ明日、サチヤ！

明日の山﨑福也にとって、神宮は大学時代の庭でしょう。しかも、打席に立てるセ・リーグホームでは輝ける選手。中嶋監督は相性を重視するタイプですが、山崎福也は奇策とは言えず。

第二戦も絶対に勝たないといけないこともありません。山﨑には気楽に行って欲しいです。それよりも打線はとにかく粘ること。山﨑を援護です。

ホームに帰ってからの、温存している宮城、田嶋大樹、山岡が残っているのは大きなアドバンテージです。
そして、次の神宮の第六戦では、前回登板64球の中６日のエース。万全です。
十分に差し返せます。