寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】26年間の歳月を振り返りつつ

阪神大震災から2年で日本一になったオリックス。
その後、暗黒時代が続きました。2014年はあと一歩まで行きましたが、翌年からはまた低迷。オーバーに言えば、生きている間にオリックスの日本一は見られないのではと。


同志社ラグビーが好きな親族がいますが、亡き平尾誠二さんを要し大学日本一になってから遠ざかること40年近いようです。もう生きている間には無理だろうと言っています。
奇しくも平尾誠二さんが主将だった神戸製鋼ラグビー部の7連覇は震災の2日前。そのあと、優勝から遠ざかり、代わってオリックスが神戸を元気付けた位置付けになっているはずです。


同志社さんのことを思えば、オリックスファンは幸せと思います。
もちろん、戦力均衡化のためのドラフトがあるNPBで26年も待つのは非常に苦しかったですが。


Number誌に見る


26年前のNumberを久しぶり読みました。これだけ読むと、仰木監督とイチローで勝ったような印象です。イチローはもちろん主力ですが、イチローだけで勝てないのはシアトリマリナーズを見れば明らかです。ただ、仰木監督の演出力はピカイチで、目立つのはイチローでした。他の選手はベテランが多かった。野手では、福良、中嶋、大島、馬場、本西、勝呂、高田・・・。若手はイチロー、田口くらいだったでしょうか。投手でも、若手は平井くらいで、その平井も勤続疲労の気配が。驚くほど、老齢化しているチームで若返りが課題であることは、火を見るより明らかでした。


一方、今年の低迷していたチームを立て直した優勝。しかも大きな補強はせずに、外国人野手も実質ゼロ。しかも、福良GMの方針はドラフトでも高校生を多く獲って育てることでした。そのため、若い選手が多いですが、若手の底上げで勝ったチームです。チーム状態が全く違います。
日本シリーズに至っては、絶対エースも欠いて、特に若手中継ぎ陣の奮闘でカバーして勝ちました。


26年前の日本一は瞬間風速でした。今振り返ってではなく、当時も来年以降を考えるとしんどかった。今年の優勝はむしろ底です。今がスタートライン。伸び代をとても感じます。


もう少し具体的に、何度かに分けて振り返らせてください。