寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】伝説の通訳

藤田義隆さん

オリックス通訳の藤田義隆さんが退職されました。


私ごとですが、藤田さんのことを誤解していました。阪急オリックス系統からのファンのため、近鉄から来た藤田さんにやや偏見があったのも事実。ファンが通訳を知るのは、お立ち台です。ずいぶんと端折った通訳するなあという印象。それと大変失礼ながら、口髭メガネでミナミの繁華街にいそうな風貌から、ちょっと雑な仕事をするんだろうと思っていました。


それが誤解とわかったのは、最近です。昨年のクライマックスシリーズで杉本裕太郎がホームランを打った時。インタビューで杉本が「藤田通訳が、相手投手はクイックが早いから気を付けろよとアドバイスしてくれて、打てました。」と話していました。
外国人選手ならまだしも、4番打者に通訳がアドバイスなんてあり得ません。ただ、あの通訳ならさもありなんと思いました。
ただ、後日の記事で、藤田さんは「素人の自分が選手にアドバイスなんてとんでもない。そんな分不相応なことは言いません。中嶋監督からの指示を伝えただけです」と語ったそうです。自慢するのかと思いきや、まじめにお答えになったそう。


それから、岡田さんにも注目していますが、確かにものすごく謙虚。非常に紳士的で、下町のうるさ型のオヤジではありませんでした。非常に申しありません。



近鉄時代から、外国人選手とその家族に寄り添って、公私に渡りサポートされてたそうです。奥さんの買い物にまで付き合ったそうです。通訳というよりも、マネージャーですね。ふつうのサラリーマン通訳にはできないことです。そんな藤田さんがおられたから、外国人選手たちが安心して野球に専念できたわけですね。


本当にお疲れ様でした。


バルボンさん

阪急には伝説の通訳がいました。陽気なロベルト・バルボンさん。時には解説者として身テレビに登場していました。
もともとはキューバ出身の内野手だったようで、戦後間も無く来日。大阪弁がとても印象的。外国人選手にとっては頼りになる存在だったでしょう。


オリックスJr.の監督もされており、森友哉とも接点はあったかもしれません。



阪急と近鉄から、伝説の通訳がやってきたオリックス・バファローズ。
次はどんな通訳でしょう。選手の気持ちがわかる、大谷翔平さんと水原さんのような通訳者ならいいですが。