寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】救援3人が大幅アップに

昨日の宇田川に続いて、救援陣の契約更改。
どれだけ上がるか楽しみです。プロ野球で一番過酷なポジションとも言える救援陣には、せめて給与では報いていただきたい。


平野佳

48試合3勝2敗28セーブ
2年契約で、2000万円増の2億2000万円プラス出来高払い
本人からの2年契約の申し出に球団が応じた、とのこと。功労者だけに、年齢のことを言わずに応じた球団が素晴らしい。


今年の平野は1年を通じて、安定感がありました。何食わぬ顔で抑えて引き上げてくる様は、全盛時とあまり変わりません。ただ、終盤は安定感にやや翳りが出ました。オフでリセットできれば。


「試合数にこだわりたい。最低でも50試合。60試合以上で投げればチームに貢献したことになる」
3連投をさせない方針で、これは難しいでしょう。もちろん、本人は意気込みを語っているのですが、比嘉の評価の低さはこの言葉に集約されているでしょう。
ただ、平野も、比嘉も、30試合でいいので、キラッと光る投球を見せてほしいです。


阿部翔太

44試合1勝0敗3セーブ22ホールド、防御率0.61
3170万円増の4000万円


中継ぎで、シーズン通してフルに投げたのは阿部翔太だけでしょう。それだけ過酷なポジションです。
ピンチになるほど気合の入る投球は見ていて爽快でした。打たれても爽快なのですが、抑えてくれるのは、もう神でした。


30才での開花ですが、プロに入って良かったですね。安定なら社会人だったでしょう。しかも、勝負の1年目は結果が出ませんでした。今年ダメなら解雇はあり得ました。
奥様は仕事を辞めてサポートに専念。ご家族も退路は絶っての挑戦です。お子様のことも思い、入寮しなかったとの家族思いの記事を読んだ記憶があります。
1年目の成績が、もしかしたら、ご家庭にも響いたのかもしれません。この結果は陰ながら、喜んでいらっしゃる、と思いたいです。辛いですが。


山崎颯

15試合36回、0勝2敗1セーブ6ホールド、防御率0.61
1000万円増の2300万円で更改


ポストシーズンの印象からはもっともらってよさそうですが、中継ぎ転向で活躍し始めたのは9月以降。ただ、中継ぎ当初はロングリリーフで3イニング投げていたのは特筆です。
シーズン当初に先発で結果が出なかったことを考えると、妥当な評価でしょう。来シーズンはフルで結果を出してほしいです。


今球団スタッフの佐藤達也さんは明らかに登板過多で、早い引退になってしまいました。
今の中嶋監督の起用なら、長く中継ぎが務まるでしょう。2015年の再現を起こさないように、中継ぎのローテーションを来年も進化させてほしいです。