寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】現役ドラフトは、三角トレードだった

現役ドラフトの振り返り

対象選手
出場機会に恵まれない選手に機会を与えるのが目的ですので、以下が除外です。


(1)外国人選手(2)複数年契約選手
(3)来季年俸5000万円以上の選手(1人は5000万円以上1億円未満も可)


ドラフトの進め方
① 各球団が2人以上の候補を提出


②予備指名で、獲得希望選手1人を議長に提出
 他球団から希望の総数が多い球団順に「暫定指名順位」が決定
 おそらく0票のチームが続出するが、その場合はドラフト会議の2巡目の指名順


③「暫定指名順位」1位のチームが、本指名
 ただし、予備指名と本指名は変えられないので、自動的に本指名選手が決定


④続いて、「暫定指名順位」1位のチームから本指名された球団が、本指名
 この時、もし、予備指名した選手が既に獲得されている場合のみ、新たに選手を選べる。
 そうやって、指名された球団が次々と指名していく。
 ただし、指名された球団が既に獲得を終えている場合は「暫定指名順位」が1番上の球団が本指名する。


わかったこと

人気のある選手を出した球団が、希望する選手を獲得できる仕組みです。
ただし、指名順位が1位になった場合と2位以下では、立場が大きく異なります。
というのも、順位の順に本指名するのではなく、指名された球団が玉突きのように指名していくのです。


ソフトバンク、阪神あたりは、積極的に活用しようとしたのでしょう。


あくまで想像ですが、阪神の陽川選手が1番人気で、③で阪神がソフトバンクの大竹投手を指名し、④でソフトバンクは日本ハムの古川選手を指名・・・・そんな感じで進んだのかと。違うかもしれませんが。


オリックスはおそらく消極的で、大下はあまり人気がなかったはず。
大下の価値はチームを盛り上げるところで、特にセ・リーグ球団には分かりづらい。セからの希望はなかったでしょう。そのためおそらく0票。オリックスの指名順が最下位圏。


では、なぜオリックスが渡辺選手を指名できたか?
ロッテは0票だったとしても指名順は比較的高いです。ロッテが、大下に声の魅力を感じての指名したのかもしれません。タイプ的にロッテ好みの選手でしょう。
大下が本指名されたオリックスが、ヤクルトの渡辺選手を本指名。ヤクルトはロッテの成田投手を指名。


そうやって、オリックス、ヤクルト、ロッテの三角トレードが成立したのでしょう。



渡辺選手は、守備型ですが、今年の前半は一軍出場の多かった選手です。なぜか佐野の足が落ちているだけに、足のスペシャリストとして価値は十分にあるでしょう。
大下の声は魅力ですが、戦力として一軍枠に入らないとそれも意味がありません。よい入れ替えだと思います。


渡辺は、渡部、小田、佐野、石岡らとの争いになります。若さは魅力です。
ヤクルトでは、丸山選手、並木選手と走れる若手選手が多いですが、オリックス若手は打力型が多くなってきたので、チャンスはあります。頑張ってほしいです。