岡田彰布元監督、３年間全てBクラス。
成績も上がらず、阪神の人なのかと特に思い入れもなかったです。ただ、どんでんさんは悪い印象もなく。

平野佳寿

母校・鳥羽高校での講演で。
「プロでの分岐点となったのは、まさに2010年だと思う。見抜いてくれて言ってくれた。先発としてくすぶっていたところを、球が強いというのを見てもらって、中継ぎで行けるんじゃないかと感じ取ってくれた」

当時は中継ぎで、60〜70試合投げて、防御率が1点台。60試合以上が５年連続。
酷使に酷使で、38才でもまだまだ健在。鉄人です。

その平野。2009年は、3勝12敗。防御率4.72。新人から3年連続負け越し。ただ、完封が３年で７試合もあり、良い時の印象が強く残る投手でもありました。
その平野の転機は間違いなく、岡田監督の就任です。じつは、岡田監督は阪神では藤川球児を中継ぎに回して、JFKの生みの親です。選手を見る目は確かなようです。

選手　岡田彰布

オリックスでは選手としての晩年を過ごしました。ちょうど能見さんと同じ２年。
イチローも一目置いていたようで、オリックス最初の一年は代打で、良いとこで打っていたと思います。キャッチボールするのを見た気もします。
関係は悪くないはずで、その後、岡田彰布さんはイチローはよく褒めています。

オリックスでの功績は平野の抜擢と、Tー岡田の登録名の由来しかありません。ただ、Tー岡田も恩師と呼び残してくれたものは小さくなさそうです。