新年ならではですが、親戚の新年会で、
とある阪神ファン（パは楽天を応援）からこんなことを言われました。

オリックスは連覇したけど、パ・リーグではソフトバンクと並ぶ金満球団
お金かけているから、勝って当たり前しょ。

この一言は、長年のオリックスファンとしては、聞き流せません。

球団ごとの年俸ランキング

百聞は一見にしかずです。2022年です。

89オンライン様HPより引用
https://baseball-sokuho.com/nenpoumatome-2018

ソフトバンクの半分以下です。楽天にも水をあけられています。
平均年俸は選手数によって変わりますが、ソフトバンク104人、オリックス82人。楽天84人。

連覇前の2021年

なんと最下位。もっとも選手にはお金をかけていない球団です。MLBの映画で、貧乏球団が強くなる物語が流行りましたが、オリックスも映画になりそう。
ただ、どの球団もですが、高額選手の出入りで年俸は年によって大きく変動しますね。

球団資産

年俸総額は企業で言えば労働分配率ですから、選手ではなくて練習設備などのインフラにお金をかけているかもしれません。
日刊スポーツさんの記事からの引用です。

https://www.nikkansports.com/baseball/news/202112150000424.html

総資産はパ・リーグではダントツの最下位。ただ、球場が大きなウエイトを占めていると思われ、これだけではなんとも言えません。ただ、少なくとも阪神や楽天ファンから金満球団と言われる謂われはないでしょう。

もっとも、企業イメージとしては、ソフトバンクやオリックスグループは、裕福なイメージがあります。オリックスは宮内シニアチェアマンが、昨年まで球団オーナーで印象としては、金満になるのはわかります。
ただ、オリックス本社にはお金はありますが、「オリックス野球クラブ」が裕福なわけではないのです。むしろ、金持ちほどケチなのか、費用対効果以上のお金をかけないシビアな会社でしょう。それは、昨年末の契約更改でも明らかです。日本一でこの査定なのかと憤る選手もでましたね。

言えるのは、
オリックスは年俸が最下位なのに、なぜ優勝できたのか？

こちらの研究をしていただいた方が、有意義だと思います。
まあ、それも後付けでなんとでも言えますが。