１勝１敗で迎えた、甲子園３連戦

先発は阪神は伊藤投手、オリックスは東。
この３連戦、阪神は、伊藤、大竹、才木の３人でしょう。オリックスは東、山崎福、田嶋。

阪神は第２戦に西勇輝を起用しましたが、防御率でみても、５番の投手です。そのため、この３連戦は２～４番手が残っています。

岡田監督は、この３連戦は甲子園の大観衆で、絶対的有利とみているでしょう。そこに安定した３人を持っていって３連勝を狙っていると考えるのが妥当でしょう。

村上　10勝　1.75
伊藤　10勝　2.39
大竹　12勝　2.26
才木　8勝　1.82
西勇　8勝　3.57
青柳　8勝　4.57

一方、オリックスは第１，２戦目に、山本、宮城で１，２番目によい投手を出しました。これはよい投手に２回投げさせるためにの当然の策。
しかし、オリックスと阪神の３人を比較すると、阪神有利と言わざるをえないでしょう。阪神の３人の防御率がすごい。

山本　16勝　1.21
東　　6勝　2.06
宮城　10勝　2.27
山福　11勝　3.25
田嶋　6勝　3.09

オリックスとしては、甲子園３連戦は最悪でも１勝して、京セラに戻ること。
そうすれば、山本、宮城。阪神は、村上、西（青柳）。山本が本調子に戻るかがポイントですが、山本が村上に勝って、最後に宮城で決める。
もし、甲子園で２勝できれば、山本と宮城で１勝すればよいので余裕ができます。

山本由伸も疲れるわね

山本由伸の２戦連続のノックアウトは意外です。疲れでしょうか。

WBC組は長いシーズンです。１月から仕上げに入って、2月上旬からはキャンプでした。宇田川は調子を崩して、終盤にようやくボールが戻りました。山崎楓は比較的コンスタントでしたが、終盤に太ももを痛めました。宮城も序盤と終盤に短期離脱しています。

山本由伸だけは順調に見えますが、そろそろ限界ではないでしょうか。その時期に、ポストシーズンの明日なき戦い。さすがにしんどいでしょう。本来ならば、第６戦も回避してほしい。そのためには甲子園３連勝しかないのですが、まずは東。

明日は先勝したい

オリックスに悲観的に書きましたが、当然ながら負けるとは思っていません。
杉本裕太郎はシーズンもいませんでしたし、オリックス打線はどんな投手でも、あまり打ちません。第２戦がむしろ例外。という意味ではあまり相手投手は関係ありません。
投手が粘って、打線が終盤に得点すれば、勝ちパターンで逃げ切る。この連続で、ギリギリ勝って来ました。

伊藤投手にはタイプ的に、頓宮とマーゴは使いたいところでしょう。
頓宮がファーストができるまで回復していなければ、セデーニョが一塁でしょうか。

しかし、この時期は平日でもデーゲームでやればよいのにと思います。一昨年の神戸は、野球をやるには極寒でした。白い息が出ていました。
昔の日本シリーズはデーゲームが多かったように思います。高校で、授業の合間にテレビを見た記憶があります。