寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

今年のドラフト会議

メジャー級の選手は誰か?

イチロー、ダルビッシュ有、大谷のようにメジャーに衝撃を与えらる可能性のある選手といえば、佐々木朗希投手(大船渡)以外にないでしょう。大谷以来の逸材でしょう。
オリックスも佐々木選手を指名して欲しかったです。プロ野球に期待しているのは、夢を見させてくれる選手ですから。
佐々木選手という規格外の選手を先入観なしで育てられるのはどこかというと、やはり日本ハムファイターズが思い浮かびます。その次はオリックスかもしれません。イチローの輩出は古くなってしまいますが、現在のスタッフでも福良GM、中嶋聡二軍監督は日本ハム出身です。さらに、中垣征一郎トレーニングコーチの存在。日本ハムとオリックスがが入札に参戦して、どちらかに行けばよいと思っていました。

1位指名は宮城大弥投手

しかし、オリックスの入札は石川選手でした。もちろん、悪くは無いのですが、確率50%ならとファンに対して忖度した「無難な挑戦ポーズ」感もぬぐえません。これは、仮にクジを当てていても残った感情です。

石川選手を外した後、河野投手に行きますがこれも外して、宮城投手に落ち着きました。
河野投手か宮城投手かで言えば、宮城投手に可能性を感じます。むしろよかったと思います。
この感じは、2012年ドラフトを思い出します。
藤浪× → 松永× → 松葉○
地元の大物・藤浪に果敢に挑戦した後、左腕に固執した姿です。松永投手を外し、素直に喜んでくれた松葉投手をみて、「松葉でよかった」と素直に思いました。ただ、このときは、なぜ則本(三重中央大)で無いのかとの思いが大きかったです。
今年でいえば、外れ一位には西純矢投手に行って欲しかったです。これも阪神との競合になりましたが。


さて、宮城投手ですが、身長は低いもののスリークオーターから角度のある投球をしています。スライダーを磨いて左の山岡、あるいはヤクルトの石川投手のような投手を目指して欲しいです。
感心したのは、スキルよりも両親や仲間への感謝を忘れない姿勢です。家計的に相当苦労されたようで、日本では珍しくなったハングリー精神のある選手と思います。成功を左右するのは最後は気持ちだと思います。まだ身長は伸びるはずですので、しっかり栄養と休息をとって、あと2、3cmでも身長を伸ばして欲しいです。

ここ10年のドラフトは

少しだけ過去を振り返ります。2008年~2018年のドラフトを表にしました。
ピンクの選手が1軍である程度出場した選手または期待の選手で、赤文字の選手は大活躍した選手です。あくまで独断と偏見です。2018年は全員が1軍出場を果たしたことも含めた期待値込みです。
ここ4年の2015年~2018年は成功ドラフトです。今年は最下位でしたが、ファームの躍進からも、期待の若手がこれまでよりも増えました。多くはこの4年で獲得した選手達です。
しかし、それ以前の7年間は失敗ドラフトだと考えています。佐野や宗などこれから成長を見込める選手もいますが、この7年間が今の低迷の原因と思います。

今年のドラフトは?

失敗か成功かは、少なくとも1年はたたないとわかりません。若い選手をたくさんとったドラフトで、特に判断が難しいです。若い選手を育てる球団の意志は感じました。
ただし、過去のオリックスの育成で、成功したのは榊原しかいません。張が来年1軍ローテーションに入ってくれれば、2人目です。今年の育成を含めた獲得選手たちは、強豪校が少ない印象です。しっかりとプロのコーチングを受ければまだまだ伸びる可能性があるでしょう。それを感じての指名でしょう。しかし、発表された新コーチングスタッフでも、質量が不足しているように感じます。二軍は舞洲も宮崎も施設は整っているので、後はコーチの充実ができるかにかかるでしょう。特にフィジカル面での指導が重要と思います。中垣さんの部下が必要と思います。