寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

この強さのわけ

どうして、強くなったのか。この強さいつまで続く?

この答えは、もちろん、チームの中の人しかわかりません。
しかし、確かに感じていることがあります。別競技ですがトップチームに携わってきたものとして、ちょっとしたコミニュケーションや雰囲気でわかることもあります。


それは、チームビルディング
今年は、チームになっていると思います。


選手同士がリスペクトしあえる雰囲気を感じます。メンバーはライバルであるけれど、目的は同じはずです。チームが勝たないと、自分も成長できない、自分の人気も出ない、年俸も上がらない。ともに戦う仲間。


こんな意識ができたチームは強い。
オリックスは、20年間、そこからは最も遠いところにあるチームでした。


「監督が悪い。」「選手のモチベーションをあげられない。」と言っては、監督もスタッフも、時には本部長もコロコロ変わりました。しかし、選手のモチベーションをあげるのが良い指導者という論理があるのなら、その逆も成り立つのではと思っています。指導者のモチベーションをあげるだけの選手なのかということです。


今年の変化

今年は、監督交代だけでなく、コーチ陣とスタッフのコアなところで、異動がありました。しかし、その中でも大きいのは西村監督が自分の仲間を呼ばなかったこと。唯一は成瀬かもしれませんが、彼は戦力です。


選手は、ベテランが数人抜けましたが、マイナスよりもプラスが大きいと見ています。中島、小谷野がいなくなり、若月、西野、そして安達やTもキャプテンシーを発揮しやすくなりました。金子から「自分がいることで」という発言もしていましたが、チームのことも考えてくれる選手です。自分が居ては、若月がやりにくいということも、当然考えたでしょう。


西村監督と田口コーチ、中嶋二軍監督

先日、原監督が大阪での講演で、小林誠司のバッティングを自分がつきっきりで指導しているとおっしゃっていました。これで駄目ならどうしようもないとまで。どういう指導かはわかりませんが、少し危険な香りもします。10年以上の競技経験のある選手の指導は、「自ら気づいて治す」ように持っていく、黒子に徹しないと成功しないと思います。手柄は監督やコーチではなく選手。コーチは目立たずサポーターに徹する。そこを分かっているのが、田口コーチや中嶋二軍監督です。おそらく、西村監督が最も理解されていると思っています。(願っています) 田口コーチが二軍監督時代から進めた改革が西村監督の理解を得て花開きつつと思います。今年、その息吹がはっきりとしたものになるなら、これから数年でオリックスは強くなり続けるかもしれません。