寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】威風堂堂、宮城 大弥

楽天3戦目でやっと打線が爆発しました。できれば、序盤から爆発して欲しかったですが、ともかくも勝ちました。宮城にも負けがつくのとつかないのでは大違いですから、大きな勝利です。


孝行息子あらわる

キャンプインでは、ウエイトオーバーで表れ、意識の低さにがっかりしたものです。それから、中嶋監督代行をはじめファームでしごかれて、同期の誰もよりも早く一軍登場です。
今年はファームの試合には行けてないので、宮城を生で見たのははじめてでした。高卒ルーキーらしさが見えたのは、初回の登場時の小走りで出てくるシーンのみ。あとは、いきなりの連打にも表情を変えず、態度も変えず。これだけでも並の新人とは思えませんでしたが、浅村をストレートで三振、和田も三振には、将来性を確信できました。
伏見がどっしりと構えていたのも大きかったでしょう。若月もリーダーシップはありそうですが、ちょっとバタバタする印象があります。新人には伏見の雰囲気は助けになったでしょう。


初めてみた宮城。小柄ながら、腕をめいっぱい伸ばしたところでリリースするストレートは角度がありました。ダルビッシュ有が賞賛するだけのことはあります。今の日本人にはあまりいないタイプです。来シーズンに向けて楽しみな投手です。


久々の噴火

伏見がヒロインで語ったように「野手全員で宮城を盛り立てる」という意識が見えた野手陣。打では6回まで沈黙するものの、守りではいつも以上に必死さが伺えました。守備型でない選手もいますが、必死に守っているのはわかります。声でも宮城を盛り立てます。なかなかいいチームになったと思えました。


打線は久々の噴火でしたが、連敗時同様に今日も上位打線は湿りがちでした。振れている吉田正尚、モヤの前にランナーを出すのがポイントですが、自分の役割を理解しているのでしょうか。淡泊に感じます。
特に今日の楽天は、昨日8人で継投しており、瀧中投手に長いイニングを投げさせたかったでしょう。相手のいやがることをするのが、勝負の世界では当然のことです。その意識が一番見えたのが佐野でした。脇役の選手たちは試合ごとにテーマをもって、試合に入ってもらいたいです。


気になるのが、大量点を取ったあとの一押し。8回のランナー3塁で杉本がワンバウンドを振っての三振。転がせば、何が起こるかわかりませんが、三振しては終わりです。
今日は勝ちましたが、西武3戦目では4点取ったあとに、もうひと押しできなかったのが逆転負けに繋がりました。


今日よかったのは、ヒーローインタビューで、こちらまで自然と笑ってしまうような杉本、伏見です。これまで長年、オリックスのヒロインは無理矢理盛り上げている感のあるお寒い雰囲気でした。あれは見ている方が辛い。チームの雰囲気が良いのでしょう。


まだまだ足りないところだらけのチームですが、暗黒時代とは違うことを見せてくれました。勝つと非常に気分がよいです。勝利への執念は忘れずにお願いします。