「打てない」につきる西武３連戦でした。
吉田正尚の離脱、昨日の途中からは宗も体調不良で退き、打力低下は明らかです。
にもかかわらず、各打者に相手投手に球数を投げさせるような粘りの意識がなかった。（ただし、今日に限っては少し見られました）

OPSで見るポジション別の打力

OPS ：出塁率＋長打率の指標
平均は0・710前後で、0・900以上で一流、1・000以上で超一流

https://www.baseballgeeks.jp/npb/ops_pacific_league_2021_7_8/

Baseball　GreeKSさん算出の　７，８月のOPSを見ると、平均値よりも高いのは捕手、サード、レフト、ライトのみです。
西武との比較では、上回っているのは、サード、外野手の４ポジションで、うち２名は離脱ですから、打力は落ちるでしょう。

いかに吉田正尚への依存度が高いかがわかります。
それを克服すべく乗り出した外国人補強もラベロが故障。モヤは極度の不振。
手を打っていないわけではありませんが、外国人打者が主軸クラスの活躍しないのが、2015年以降の特徴。

それでも、今日も太田、紅林、来田と高卒の若手が多く起用されているのは明日への希望です。太田に複数安打が出たのが今日の収穫でしょう。

山崎の好投

今日の山崎はよかったです。本人談で序盤は力みすぎとありましたが、ホームランは相手がうまく打ったように見えました。できればボール球を振らせたかったですが、投手はこういうことがあります。仕方ないところ。

しかし、先に３点を与えたのは今の打線ではダメージは大きすぎました。

それでも、ロッテ、西武の６連戦で、バルガス以外の５投手はQSを達成しました。
投手陣は底は脱しています。先発はあと１人は確保しないといけませんが、楽しみな材料が増えたでしょう。

打線は、吉田正尚の抹消が９／５のため来週に登録は可能になります。
ただし、吉田不在期間を依存度をへらすチャンスとすべきです。
今はとにかく、粘ることだと思います。