寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】早打ち、淡泊、打線

交流戦を終えました。
正直、ヤクルト戦と阪神戦は振り返りたくはないです。
野手が、打てない、守れないで、投手の足を引張りました。


この6連戦、勝負で言えば、監督に甘さもありました。
ヤクルト3戦目。田嶋大樹を外して、増井にチャンスを与えました。増井の投球はよかったですが、それも結果論。中継ぎを消費したのも事実です。ベストの投手を投げさせる非情さは必要でしょう。
DeNAと広島への連勝にお祭りムードになってしまったのではないかと感じました。


立て直そう、打線

しかし、5連敗の原因はやはり貧打。
オリックス打線は基本は早撃ちです。よいときでも初球打ちが多いです。


なぜ初球打ちが多いか?
それは打力に弱みのあるオリックス打線は、相手投手のウイニングショットは打つ自信がなく、ファーストストライクを狙うからです。


これはある意味で理にかなっています。


しかし、昨日のテレビ解説の掛布さんが言われていました。
山本由伸クラスだと初球から打っていかないと、ウイニングショットなど打てる訳がない。しかし、(7回で)この回20球投げさせると降板してくれるのだから、阪神打線はこの回に限ってはファールで粘らないと。」
※余談ですが、昨日は7回に阪神打線が早打ちで山本を助けてしまい続投を許します。しかし、8回に山本を捕まえました。オリックス側からみれば、8回から継投策なら勝っていたかもしれません。しかし、これは結果論。


シーズン中からよく見かけるのが、立ち上がりに苦しむ相手投手を早打ちで助けるシーンです。ひどいのになると、初球で併殺打。昨日もありました。
そんな打線はオリックス以外には見かけません。山本由伸が球数が嵩んで苦しむ光景は見慣れました。あれを後ろで守っていて何か感じないでしょうか。初球から狙っていいのは、吉田正尚だけでしょう。今日はT-岡田の2打席連続の初球凡打がひどかった。
立ち上がりの1,2番はヒットを打つよりもファーボールの方が価値があるくらいでよいのではないでしょうか。


球数インセンティブ

提案したいのは、査定に、球数インセンティブを入れることです。
現在の野球は球数にセンシティブになっています。少ない球数を全力で投げる。
いわば短距離走のような投球です。先発なら90球程度を全力で、中継ぎは20球を全力で。そのため、球速も以前より増して150㌔が当たり前です。


ならば、短距離走ランナーに、マラソンを強いるようないやらしい打線でないといけません。仲間の投手がやられているのです。やられたらやり返す。倍返し。


昨シーズン、9月15日の楽天戦で、紅林が17球粘りました。春には福田の16球もありました。技術的にはあれができるのですから、今こそチームでやらないといけません。



明日から、4日間試合がありません。この期間で、再確認していきましょう。
根本的なところが改善されていません。