試合前は宮城の反省の？丸刈りが、雰囲気を和らげましたね。

由伸の３段階投球

ここ数試合の不安を吹き飛ばす山本由伸の投球。
３段階のスピードでの翻弄が戻ってきました。

藤川球児さん曰く、一流打者なら２つの速度は両方待てるそうです。
しかし、山本の場合は155km/hのストレート。初速はほとんど変わらないフォーク。140km/h台のカットボール。120km/hのカーブ。３段階。
しかも、今日のストレートは狙っていてもファールが精一杯。
そして、若月の上下左右を使った投球。

パリーグTVより

安心して見ていられました。
あえて課題を挙げるなら、球数でしょうか。もう少し省エネできる余地はあったように思います。

福田のタイムリー

正直言って、今日も８安打１０四死球で、５点は少ないと思います。
それでもチャンスで打たない男、福田のタイムリーが効きました。

外野が前進守備なので、外野の頭を越えるのは比較的容易に見えます。しかし、極度にフライボールを怖がっていた今までの福田。転がすのはセオリーですが、それだけなので見え見えです。ランナーがいない時と同じで良いはずです。
今日は思い切ってボールをあげてくれました。打ったボールは柳田選手の頭を越えて転々と。このようなバッティングをしていけば、極端な前進守備もなくなるはず。

若月の活躍

コリジョンルールで宗が生還したプレイ。
このプレイは宗がうまく走塁しました。しかし、立役者は若月だと思います。ファーストに取らせる打球を打ちました。併殺を防ぐのが目的ですが、キャッチャーのブロックも難しくなります。キャッチャーはファースト方向に顔を向けざるを得なくなり、ランナーが見えません。その分、ホームベースを守る位置に体を置かざるをえなくなります。

若月はこのところ打撃も好調です。
リードや肩でも活躍しており、今乗っているように見えます。もう少し出場の比率を上げても良いかもしれません。

明日も勝って前半戦を終えたいところです。
明日の先発、東浜投手は昨日今日の投手よりも打てないでしょう。
少ないチャンスを活かす打撃ができるかです。