寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】未来を感じたぞ、元謙太

良い若手投手が揃うオリックス。


夏場に入り、椋木蓮が彗星のごとく現れ2連勝。さらには、地元出身で育成からのたたき上げ・東晃平が初勝利。抑えでも、宇田川優希が堂々の投球。


ここのところのローテーションはコロナ陽性があったとはいえ、よりどりみどりの状態です。ただ、若手野手が紅林の次がなかなか定着できません。太田椋はまだ未完の大器のまま。去年派手にデビューした来田涼斗も、衝突など不運もありましたが、ファームでも今ひとつ。今年の大学生トリオ、野口、福永、渡部も一軍レベルにはまだ届かず。


その中で上がってきたのが、元謙太
しかし、ルーキーシーズンの去年はファームで常時出場させてもらっているもののなかなか1割に満たず。終盤にようやく1割越えて、今シーズン。しかし、今年もファームで2割そこそこで、打率、本塁打はルーキー池田陵真よりも下でした。
正直、今週、元を一軍にあげたのが不思議でした。


ただ、今日見て、理由がわかった気がします。
一番は野球センス。来田や池田に感じる守備の不安がありません。もともと内野手なので、外野の経験はまだ少ないでしょうが、捕球、送球、走塁どれも上出来でした。
もともと、俊足で、投手としても140km/hを超えるとのふれこみでした。


肝心の打席。
今日はヒットが出れば良いなくらいの期待でしたが、2打席目でおっつけてのタイムリー。3打席目もヒット。実質1試合ですが、ファームでの2割打者が一軍での5割打者になりました。


パリーグTVより


ヒロインで、「左投手なのでスタメンの準備していた」「ファームでもチャンスに強かった」と、言ってのける当たりは大物です。
ただ、空気が読めていないわけでもなさそうで、盛り上げるためのリップサービスのようでもありました。


2年前のドラフト、DeNAの牧選手が残っている中での指名に疑問を感じ続けていました。
今日でなにかが吹っ切れた気がします。そんなファンも多いようです。



ここから、そのまま活躍できるほど甘くはないでしょう。
しかし、技術がついてきているのを感じられました。ここから、若手で競争して、みんなでレベルアップをしていって欲しいです。
ただ今は、今シーズンの優勝に向けて、今できることをやって貢献して欲しい。新しい力をどんどん投入するのが中嶋監督の意向なので、チームを引張ってください。