【ORIX】元プロ野球選手の高校物理教師!?
とても懐かしいお名前が、杉本友さん。
オリックスが強かった1996年のドラフト1位。
高校野球の監督に物理の先生はいるか
記事は三捕手の比較ですが、彼らよりも、杉本さんがすごいです。
・高校野球の監督で、物理の教師なんておられるのでしょうか?
通常は体育教師が多いと思います。あるいは教員でない場合も多いでしょう。
・元プロ野球選手で物理の先生になった人はいるんでしょうか?
東大、京大卒のプロ野球選手はいましたが、文系だったように思います。理系の大学体育会の野球部も少ないはずです。
・国立大学出身のドラフト1位は、杉本さん以外になし。
小林昭則投手、佐藤隼輔投手も2位でした。
杉本さんは野球人の憧れのドラ1です。国立大学の理系というところがすごい。しかも、木兎が大学です。筑波大学は元東京教育大学ですから、教員免許はとりやすのかも知れません。
文武両道を地で行くような人ですね。
埼玉出身の杉本さんが、関西で高校教師というのがなんだか嬉しいです。
しかし、地元とはいえ、今の高校生は元プロ野球選手と言ってもわからないでしょうね。
中嶋監督との思い出
中嶋さんのイニング間練習での二塁送球は、しゃがんでいる私のすぐ頭の上を通過していく。それほど低空です。何度も「頭に当たったらどうなるのだろう」と。しかも140キロを超す恐ろしいスピードで、思わずマウンドに這いつくばりたくなるほどでした。
これはすごくわかります。中嶋聡の強肩は、あまりにすごく。星野さんだけではなく、投手よりもはるかに速いボールを投げていました。正直、身体能力だけの捕手で、こんな名監督になるとは思いもしませんでした。
ルーキーの意見にもしっかり耳を傾け、そのうえで自分の意見を言ってくれた。そういうところに中嶋さん懐の深さを感じました。昨年、中嶋監督率いるオリックスが26年ぶりの日本一を遂げましたが、裏方さんを含めチーム全体で戦っている雰囲気が伝わってきました。それも中嶋さんのそうした姿勢が、チームに浸透しているのだと思います。これは教育現場にいる私も、あらためて意識していきたいと考えています。
教師をされている方から、教育現場の参考になるというようなコメントは3人の中でも中嶋監督だけのように思います。
杉本さんを通して、若かりし中嶋監督を思い出しました。
杉本さんがブルペンで投げる時に、一球ごとにボールの回転を捕手に聞いていたのを思い出します。野球をしながら国立大学に現役合格する頭脳がありながら、プロで大成できなかったのは、やや神経質な面があったのかと思います。相手と戦うよりも、自らの技術を磨くことの方に興味が向いているような。勝負ごとなので、勝負に徹する人の方が勝つのでしょう。
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