寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】由伸 × 2点 = ?

山本由伸が投げて、序盤4回に2得点。
オリックスファンなら、もう勝った気になってしまうところです。


ポイントは5回

楽勝ムードに暗雲が立ち込めたのが、5回。
無死1塁で、愛斗選手に2塁打を打たれます。
この打球は3塁のライン際ですが、名手宗ならとって欲しいところ。逆シングルで弾いてしまいました。これを捕れていれば、うまくいけば併殺。悪くても1死1塁。どんな人でもミスはありますが、ちょっと頻度が上がっている気がします。
それでもさすが山本由伸で、1失点で凌ぎますが、相当消耗したように見えました。あの消耗がなければ、おそらく今日は勝っていたでしょう。
この実質的なエラーが、ターニングポイントになるのではと思いましたが、やはりでした。


勝敗としては以上です。ただし、・・・


由伸、よく打たれるなあ

この2年の山本由伸はすごかったです。特に2021年は。
ただ、先発に転向した2019~2020年の2年間は勝負所でよく打たれる印象でした。勝ちきれない投手。成績も8勝6敗、8勝4敗。無双とはいえませんでした。特に勝負球のストレートをうたれていました。


今年に関しては、印象としては2019~2020年にもどったように思います。フォームのせいだと思いませんが、三振狙いで行き過ぎている気がします。


もともとボールの強さで勝負する意識が強い。良いときはそれでよいでしょう。
佐々木朗希や山下舜平大クラスはそれで押せるでしょう。しかし、由伸は165㌔クラスではないので、打者を観察して、相手のタイミングをずらすことをやればもっと抑えられるはず。
無双だった2021年も実は序盤は調子が良くなく、由伸以上に勝てる投手だと感じたのは宮城大弥。高卒2年目が足を大きく上げる打者には、二段モーションをずらしたり、いきなりスローカーブを投げたり、細かいことでリズムを狂わせていました。あと前球のストレートと同じ角度から曲げたり。とにかく研究熱心。それは伏見寅威も同じだったかと。
今の由伸はちょっと一本調子。若月健矢も少し投手を信頼しすぎ。まあ素人が配球について、批判するのは愚の骨頂でしょうが。


若月はセットアッパーだった頃からの5年間見てきたので、違いが誰よりもわかるはずです。山本由伸とよく話して欲しいです。このままいけば、MLBどころでは無くなります。


あとは、少し休養が必要かと思います。WBC燃え尽き症候群はあるでしょう。
休養が必要なのはもう1人。


宇田川優希はかわいそう

宇田川を出すのであれば、8回は頭からいくべき。これは結果論でなく、ベンチの決断です。シーズン序盤から救援陣を消耗させてはいけません。今日は、ランナーを背負っての火消しは別の投手を用意すべき。まだ阿部翔太や吉田凌もいました。毎回ベストの投手は無理で、そこは割り切るしかありません。


宇田川はランナーを出してからのセットアッパー役ばかりだと、しんどいと思います。というのは、「急に肩をつくる」さらには「1試合で何度も肩をつくる」のがピンチの火消しの役割。厚沢コーチがWBCでも宇田川しかできないと言っていましたが、ブルペンでの球数が増えます。シーズンでも常に続けるのはしんどいです。もっと大事に使いましょう。


かつて、平井正史投手は仰木監督に潰されました。連投と回跨ぎで。
選手生命を縮めてまでの勝利は必要ありません。それはファンもわかってくれます。
オリックスファンなら。
平井コーチがいるのですから、中嶋監督に進言できるはずです。


今日はラオウの一発で溜飲を下げておくしかありません。



明日は山下舜平大に今日のもやもやを吹っ飛ばしてもらいましょう。